自粛期間活動③OBとの関わり
緊急事態宣言が解除され、完全ではありませんが少しずつ日常に戻りつつあります。
当クラブもまだまだ思いっきりではありませんが、段階的に練習を再開しております。
引き続きマスクの着用・手洗いうがいなどの、感染症対策を徹底して行いたいと思います。
OBの経験を後輩達に伝えてもらいたいという思いから、協力してもらい以下の活動をしました。
①リフティングチャレンジ動画の作成
②週間スケジュールの作成
①リフティングチャレンジ動画の作成について
自粛期間中に各々自主練に取り組んでくれていましたが、課題があればなお取り組みやすいと思い、フリースタイルに取り組んでいる選手にお願いをして、チャレンジ動画を作ってもらいました。
フリースタイルとは主にリフティングで技を披露し、競い合う競技です。
この選手は現役中から、フリースタイルにハマり技を磨いていたそうです。
送ってもらった動画を見るとタッチの柔らかさ、技の正確さ(分かりやすさ)にビックリ!!
現役時代こんなに柔らかいタッチしてたかな…?笑
元を知っているので、たくさん練習したんだろうなと容易に想像できます。
(元が下手だったという意味ではありません!!)
やらされるのではなく、自ら進んでやることの大切さを学ばせてもらいました。
コーチもチャレンジしましたが全てはできず…。
特にお尻とかかとで挟む技が難しい!
昔は出来てたと思うんですが、お尻がデカくなりすぎて挟めなくなったのかもしれません…笑
②週間スケジュールの作成について
スポーツをしている学生の大きな課題であるのが、スポーツと勉強の両立だと思います。
特にクラブチームに通う選手は、学校から帰って支度してチームの練習に参加・・・と慌ただしい…。
だからといって勉強を疎かにしていい訳ではありません。
しかし闇雲に「成績を上げろ!」「勉強しろ!」といっても、なかなか上手くいかないことが多いです。
そこで、卒団までサッカーを続けながら、志望校に合格した選手2名に週間スケジュールを作成してもらいました。
いつ勉強するのか?勉強するときの工夫は?とても分かりやすく送ってくれました!
大人でもそうですが、スケジュールを立てずなんとなく過ごしてしまうことがあるかと思います。
スケジュールを立てることにより時間の浪費を省き、未来の自分に投資してもらえればと思います。
時間は「ある・ない」ではなく「作る・作らない」
選手達にはあくまで指標として参考にしてもらい、スケジュールを立てることにより目標を達成していく成功体験を得て、精神的に成長してもらいたいと思っています。
協力してくれたOBの選手達ありがとう!!!
こうしてOBから後輩達に受け継ぐことによって、クラブの伝統として残っていくと思っています。
今後も常に改良を加えつつ、良いものは伝承していき続けたいと思います。
自粛期間活動②オンライントレーニング
自粛期間活動シリーズ第2弾です。
FBにはバンバン投稿していますが、当クラブではオンライントレーニングを実施しています。
海外のプロクラブが実施しているのを知り、これはすぐに取り入れよう!と閃きました。
今まで思いつかなかったアイデアだったので、可能性が広がりました。
本当に世界中が苦しい状況でこんなことを言うのもどうかとは思いますが、制限がある中で新たなアイデアが生まれてくる良い例かと思います。
最初の1回目は様子を見ながら始めましたが、残りの日程は事前にテーマを設定しておき、それに沿って毎回のトレーニングを行う流れになりました。
自分で言うのもなんですが、毎回改善の余地はあるとして、コンテンツとして質の高いものを提供できているという自信はあります。笑
また大阪の街クラブの中で1番早く始めたと勝手に思っています!!笑
ただ、そんなことはどうでも良くて、なによりも選手が元気で過ごせるような環境を作ること。
その次にコンディションを維持し、パフォーマンスアップに繋げることが目的です。
オンライントレーニングの位置づけとして、「やることがないから仕方なくやっている」ではなく、「普段では時間を使いにくいが、重要なことに時間を使っている」という位置づけで取り組んでいます。
個人的にも注意していますが、オンライントレーニングやってます!というのは、実施しているチームも少なく、SNS上でも見栄えがいいと思います。
しかし上記にあげた目的や、位置づけ、「なぜ?」
「なんの為に?」というところを見失ってしまうと、ただの自己満足になってしまいます。
また、選手には取り組む目的ももちろんですが、トレーニングにおいても「なぜ実施するのか?」というところを理解して取り組んでもらっています。
毎回ミニ座学から始まり、内容の振り返りで終わっているので、そこそこ身体について詳しくなってきたのではないかと思っています。笑
個人的にも生活リズムが狂い始めていて、なんとか運動することにより保とうとしていますが、選手・保護者の皆様も体調には気をつけ、元気で過ごせてもらえればと思います。
自粛期間活動①面談の実施
コロナウイルスの影響により3ヶ月前には想像もしていなかった状況になっています。
専門家ではないので多くは語りませんが、恐れすぎず、軽視しすぎずのバランスが大事だと思います。
当クラブも緊急事態宣言の期間中活動自粛になりました。
ありきたりですが「今しかできないこと」に集中して取り組む必要があります。
そこで3月中旬から4月初旬にかけて、2・3年生の選手・保護者の方と電話による個人面談を行いました。
もともと同時期に進路面談を実施する予定でしたが、より時間をかけて行うことができました!
保護者の方は子供に対して「もっと頑張ってほしい」と思うものですが、子供は子供なりに一生懸命頑張っています。
この思考のギャップが大きいほど溝ができるキッカケになると思います。
保護者の方と選手だけでなく、コーチと選手の関係でも同じだと思います。
保護者の方は「もっと頑張ってほしい」と思っていても、子供は「精一杯頑張っている」と思っていると、
保護者「なんで頑張らないの?」
子供「いちいちうるさいな!」
という感情が生まれると思います。
中学生になると保護者の方と接する機会も減り、選手も思春期になるにつれて心を開いてくれにくくなりますが、面談を行うことによって、生まれがちな思考のギャップの溝を狭めれると思うと、非常に有意義な活動でした。
また、いくら中学生になったと言えど子供は子供。
保護者の方がどのようなことが気になっているか知ることができました。
選手のみんなはなかなか気づかないかもしれませんが、本当に愛されていると思います。
大人になるにつれて分かっていくと思いますが、少しずつ見えないものに感謝できるようになってもらえたらと思います。
最後になりましたがご協力いただいた保護者の皆様、選手のみんな、ありがとうございました。
p.s.
あまり深く考えていませんでしたが、電話代の請求を見て驚きました。笑
次回以降は対策を考えたいと思います。笑
3年生卒団
遅くなりましたが3月17日に卒団式を行いました。
この学年は自分が初めてトップチームを担当した学年です。
また1年生の時も担当だったので、ほぼ3年間担当したことになります。
初めは13人からのスタートでした。
そこから増えて、増えて、また増えて・・・笑
1番多い時は22人でした。
合計の人数はもっと多くなります。
正直なところ、卒団していくことの嬉しさや寂しさよりも、入団した子達が全員揃って卒団できなかった悔しさや、悲しさの方が大きいものでした。
コーチとして辞めていく子がいるのはとても辛いことです。
なにかその子に対してできることはなかったか、辞める前に相談できるような関係性を築けなかったか、毎回自分の無力さを痛感し、心が痛みます。
家庭の事情、勉強との両立など、色々な事情があり、仕方なく辞めざるを得ないこともあります。
しかしサポートできることも多々あると思います。
特に勉強との両立が難しい子は、勉強する習慣が身についていない子が多く、サッカーを辞めてもただ時間が増えただけで、なかなか勉強も上手くいかないということが多いです。
そういう子に対して「習慣の力は凄く大きなもので、日々の積み重ねが今の自分になること」を理解してもらう必要があると思っています。
と、悲しい始まりになりましたが、3年間を大まかに振り返ります。
1年生
1番印象に残っているのがフューチャーリーグ残留です。
これは何度も自慢げに語っていることでもあります。笑
開幕から試合に負け続け、3試合を残して勝ち点0。
3チーム降格という状況だったので「残り3試合で3連勝しなければ降格」という非常に追い込まれた状況でした。
そんな中迎えた1試合目は前半で0-2の状況へと追い込まれます。
ただ内容的に上手くいかなかったので、後半修正することができれば3点入るという自信がありました。
結果としては後半すぐに1点を返すことができ、そのままの勢いで3得点し3-2で勝利!!
残る2・3試合目も良い勢いに乗ったまま見事3連勝することができました。
絶対に残留する!という意思はあったものの、可能性は低いと思っていたので、選手たちから最後まで諦めない心を学ばせてもらいました。
後期のフューチャーリーグは比較的安定し、残留争いに加わることなく終えました。
2年生
思春期を迎え、接しにくい子が多い学年でした。笑
一生懸命やる、大人に従うのはかっこ悪い、思春期にありがちな感情で溢れていました。
ただ活気はあり、常にふざけてる?ような雰囲気がありました。笑
しかし周りの人に対する関わり方を間違えていた時期でもありました。
自分が楽しかったらOK、周りのことは考えない、チームに対する思いやりなど考えていない。
そういう時期を乗り越え、人として大きく成長してくれました。
3年生
なかなか勝てませんでした。
良くなってるのに勝てない。
コーチとしていたるところに甘さがありました。
勝てない要因としてメンタル面に大きな課題がありました。
「自己評価が低い」
「言い訳をしてしまう」
試合に勝てないのが自信のなさに繋がり、また勝てない、と悪循環に陥りました。
勝つべきところで勝てなかった、思い当たる試合が数試合あります…泣
その試合に勝っていれば勝ち点が3増えるだけではなく、他の試合の勝敗を分けることにもなりえた、もっと言えば人生の経験として大きな成長を経験できた勝ちになったかもしれない…。
そんな中でしたが徐々に選手たちから聞こえて来る言葉が変わってきます。
マザーテレサの名言のとおり、思考が変わることにより言動が変わり、言動が変わることにより行動が変わってきました。
最終的には本当にたくましくなって卒団していってくれました。
欲を言えばもっと一緒にサッカーをしたいですが、たまに練習に遊びに来てくれることを信じて待ちたいと思います。笑
最後になりましたが保護者の皆様3年間ありがとうございました。
至らない点ばかりで、サポートしてもらってばかりでした。
今後彼らがどの道を進もうと、応援する存在でい続けたいと思います。
フットサルC級受講
2/21-2/23 3日間かけフットサルC級を受講しました。
ずっと受けたいと思っていて、守口市開催もあったのですがスルーしてしまい、やっと受講することができました。
目的は指導の質を高めること。
目標は個人技術・戦術、グループ戦術を学ぶ、フットサルをフットサルとして捉えるようになりサッカーにリンクさせる、というところを意識して取り組みました。
結果から言うと受講したのは大正解でした。
なにより凄く楽しかった!
3日間を振り返りたいと思います。
初日
講義から始まりましたが、教本の内容を予習しながら驚きました。
サッカーでは曖昧な表現などが、フットサルでは明確に定義され言語化されている。
講師の方に質問しましたが、フットサルの教本はミゲル・ロドリゴ(スペイン)の協力の元作成したようです。
サッカーの教本も日本の文化を大事にしながら、時代に合わせてアップグレードしていく必要があると感じています…。
その後体育館へ移動して実技の実施。
感想としては「試合がしたい!!!」
初日はモヤモヤしたまま終わりました。
内容は個人技術・戦術の部分で整理されていて、勉強という意味では凄く面白く、有意義な時間でした。
宿舎に戻り夕食後、講義になります。
かなりハードなスケジュール、旅館で受講生全員で行動するので、漂う合宿感に懐かしい気持ちになると同時に、選手の気持ちを再確認することができます。
大人になるにつれて選手時代に感じていた感情などが薄れていき、選手に対して無茶な要求や、心理的な面を無視したコーチング・接し方などしてしまいがちですが、自ら体感することにより改めて自分の指導を見直すキッカケになります。
2日目
一気にフットサルの観え方、捉え方が変わり、深さを学ぶ1日となりました。
流れとしてはドリル形式の練習でグループ戦術の基礎的な動きを実践し、その後ゲームに近い状況へと移行していくのですが、明確に言語化された動きをドリル形式の練習で学ぶことができたので、ゲームでも判断しやすく非常にプレーしやすかった。
「自由にやろう!」というやり方だと、判断する基準がないので迷ってしまいがちですが、明確な基準があることにより判断がしやすくなります。
じゃあ明確な基準とは??
これはゲームモデルを作ろうということではなく、フットボールの原理原則・普遍的な部分を学ぶことが必要です。
あくまでサッカーもフットサルも大枠は一緒で、細かい部分はルールの違いから求められる動きや、技術が変わります。
想像していた通り、サッカーにリンクさせれる部分がたくさんありました。
夜の講義で指導実践のテーマが決まりました。
テーマは守備 ボールを奪う。
サッカーB級を取得していたこともあり、インストラクターの方からハイレベルな要求をしていただき、緊張感を持ったまま最終日を迎えます…。
3日目
指導実践の為、ゲームを5分×21set…。
実践が終わった方から緊張が解け、終盤に近づくにつれハイテンションになる現象が起こっていました…笑
肝心な指導実践は個人的評価は60点です。
事前の準備は良かったと思います。
またあくまで楽しんでもらうゲームにする為のルール設定、短く簡潔に伝えることを意識したコーチング、選手の意図を尊重する発問ができたので、雰囲気は終始良い状態で終えることができました。
この部分は普段の活動でも、トレセン活動でも、指導実践でも、変えてはいけない根本的な部分だと思います。
しかし内容としては
「フットサルの理解が足りず、効果的な改善ができなかった」
「前夜に求められた課題をクリアすることができなかった」
ことから-40点減点しています。
映像で記録しているので、改めて振り返る時間を作りたいと思います。
3日間濃い時間を過ごすことができ、今後に繋がる学びを得ることができました。
最後になりましたが数々の質問に対して丁寧に答えていただいた講師陣、共に学んだ受講生の皆様、快く送り出していただいたクラブのスタッフ、本当にありがとうございました。
ps.質問しすぎだから別料金貰うよ!と言われました…笑
週末の感想
3年生の合格報告が届きました!
私立組は怪我には気をつけて、少しずつコンディションを戻せるように。
(自分は中3のこの時期にルーニーのアクロバティックシュートの練習をしていたら肉離れを起こしてしまいました…笑)
公立組は引き続き受験勉強頑張れ!
2/15 AM
守口河川敷
テストが1週早い学校があったので、本数を少なめにしていましたが、試合には参加してくれました。
サッカーに来ると勉強する時間は短くなってしまいますが、その分集中して質が高い勉強をできるようにして欲しいですね。
PM
大枝公園
少しだけですが4年生の試合見学へ。
たまに小学生をみると凄く面白い。
なにより帰る用意が異次元の速さ!
ダウンぐらいしようね。笑
ナイター
四條畷総合運動公園
トレセン主催の講習会でした。
テーマは「止める・蹴る」
ボールの止め方、置き所、蹴り方・・・
シンプルだからこそ奥が深い。
個人的には自チームで取り組んでる内容とリンクしており、さらに理解が深まった1日となりました。
「良いプレーは置き所で決まる」
講師の方からはたくさんの名言をいただいておりますが、新たに名言をいただきました。笑
だからといってコントロールミス=悪いとならず、その後の立ち所まで含めて考えれる選手になってほしいです。
2/16
大枝公園
ジュニアユースの活動が全て中止になり、日刊カップへ帯同しました。
経験値がないこともありますが、もっとミスを恐れずチャレンジしてほしいな。
午後からは前節の試合分析動画の作成。
パソコンだと楽にできますが、携帯で動画を作成するのはなかなか大変です…。
選手にとってハードワークとは「攻守において正しいポジションを取り続けること(作戦盤上で理解していることが前提)」と定義しています。
じゃあ指導者のハードワークとは?
試合の振り返り、分析動画の作成、練習メニューの作成、新たな知識のインプットなど…
まだまだハードワークが必要そうです♪
来週からフットサルC級を受講します!
少しずつ身体を動かしていかないと…
週末の感想
2/8
午前
大枝公園 TM
平日利用させていただいてますが、土日利用するのは新鮮な気分でした。
内容はミスが多かったですね…。
認知・判断のミス、実行のミス、どちらも多いですが駆け引きなくプレーするのが大きな課題となっています。
相手に寄せられない駆け引き、味方をフリーにさせる駆け引き、プレーの手段の引き出しがあまりにも少ないので、インプットする作業が必要です。
午後
下里人工芝 AL
本当に守備が整理され良くなってる。
しかしまだ改善されてないポイントからピンチになる、試合を通して正しいポジションを取り続けれないことから少しずつ崩れていってしまいました。
「走れないなら走りこむ!」
もちろんそうですが、違う発想として可能な限り走らなくて済むように、ボールを失わないことも大事です。
どちらも磨いていく必要がありますね。
p.s.差し入れありがとうございました!
2/9
午前
羽曳野市中央公園 TM
たくさんの6年生に参加してもらいました。
小学生から中学生に上がるとあらゆる面で変化が起こります。
環境面はもちろん、コート・ボール・ゴールの大きさ、人数の違いなど。
だからこそ指導者がどのように働きかけ、11人制にスムーズに移行できる為に、導く力が必要だと思います。
ボール扱いなどはもちろん大事ですが、サッカーをサッカーとして学びながら、必要な技術を身につけたいですね。
午後
鶴見人工芝 TR
ヨーヨーテスト レベル2を実施。
初めてやりましたが、想像以上に早く、日本代表レベルの記録がとんでもない記録と思い知らされました。笑
次回からはレベル1からですね。
2/11
午前
福万寺南グランド TM
非常に良いパフォーマンスでした。
以前までは失敗を恐れる消極的なプレーが目立ちましたが、この日は積極的なチャレンジが目立ち、なによりミスして奪い返す切り替えまでセットのチャレンジが素晴らしかったです。
午後
鶴見人工芝 TR
色んな意味を込めてシュート練習をたくさん行いました。
ほんとに色々詰まってるので、色々な課題と収穫がありました。
練習のテーマとサブテーマ(勝手にみについていくもの)を考えるのは凄く面白いし、コーチとしてそういう練習を観るのは本当に学びになります。
昨年は他チームの練習を見学に行き勉強させていただいたので、今年はさらに見学回数を増やしたいと思います♪