3年生卒団

遅くなりましたが3月17日に卒団式を行いました。

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この学年は自分が初めてトップチームを担当した学年です。

また1年生の時も担当だったので、ほぼ3年間担当したことになります。

初めは13人からのスタートでした。

そこから増えて、増えて、また増えて・・・笑

1番多い時は22人でした。

合計の人数はもっと多くなります。f:id:mfc14:20200418183800j:image

正直なところ、卒団していくことの嬉しさや寂しさよりも、入団した子達が全員揃って卒団できなかった悔しさや、悲しさの方が大きいものでした。

コーチとして辞めていく子がいるのはとても辛いことです。

なにかその子に対してできることはなかったか、辞める前に相談できるような関係性を築けなかったか、毎回自分の無力さを痛感し、心が痛みます。

家庭の事情、勉強との両立など、色々な事情があり、仕方なく辞めざるを得ないこともあります。

しかしサポートできることも多々あると思います。

特に勉強との両立が難しい子は、勉強する習慣が身についていない子が多く、サッカーを辞めてもただ時間が増えただけで、なかなか勉強も上手くいかないということが多いです。

そういう子に対して「習慣の力は凄く大きなもので、日々の積み重ねが今の自分になること」を理解してもらう必要があると思っています。

と、悲しい始まりになりましたが、3年間を大まかに振り返ります。


1年生

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1番印象に残っているのがフューチャーリーグ残留です。

これは何度も自慢げに語っていることでもあります。笑

開幕から試合に負け続け、3試合を残して勝ち点0。

3チーム降格という状況だったので「残り3試合で3連勝しなければ降格」という非常に追い込まれた状況でした。

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そんな中迎えた1試合目は前半で0-2の状況へと追い込まれます。

ただ内容的に上手くいかなかったので、後半修正することができれば3点入るという自信がありました。

結果としては後半すぐに1点を返すことができ、そのままの勢いで3得点し3-2で勝利!!

残る2・3試合目も良い勢いに乗ったまま見事3連勝することができました。

絶対に残留する!という意思はあったものの、可能性は低いと思っていたので、選手たちから最後まで諦めない心を学ばせてもらいました。

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後期のフューチャーリーグは比較的安定し、残留争いに加わることなく終えました。


2年生

思春期を迎え、接しにくい子が多い学年でした。笑

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一生懸命やる、大人に従うのはかっこ悪い、思春期にありがちな感情で溢れていました。

ただ活気はあり、常にふざけてる?ような雰囲気がありました。笑

しかし周りの人に対する関わり方を間違えていた時期でもありました。

自分が楽しかったらOK、周りのことは考えない、チームに対する思いやりなど考えていない。

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そういう時期を乗り越え、人として大きく成長してくれました。


3年生

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なかなか勝てませんでした。

良くなってるのに勝てない。

コーチとしていたるところに甘さがありました。

勝てない要因としてメンタル面に大きな課題がありました。

「自己評価が低い」

「言い訳をしてしまう」

試合に勝てないのが自信のなさに繋がり、また勝てない、と悪循環に陥りました。

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勝つべきところで勝てなかった、思い当たる試合が数試合あります…泣

その試合に勝っていれば勝ち点が3増えるだけではなく、他の試合の勝敗を分けることにもなりえた、もっと言えば人生の経験として大きな成長を経験できた勝ちになったかもしれない…。

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そんな中でしたが徐々に選手たちから聞こえて来る言葉が変わってきます。

マザーテレサの名言のとおり、思考が変わることにより言動が変わり、言動が変わることにより行動が変わってきました。

最終的には本当にたくましくなって卒団していってくれました。

欲を言えばもっと一緒にサッカーをしたいですが、たまに練習に遊びに来てくれることを信じて待ちたいと思います。笑


最後になりましたが保護者の皆様3年間ありがとうございました。

至らない点ばかりで、サポートしてもらってばかりでした。

今後彼らがどの道を進もうと、応援する存在でい続けたいと思います。

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